ペコリーノ・トスカーノ・フレスコ／1ヶ月熟成

Pecorino Toscano Fresco

店頭では、並んでいるチーズの中で、ひときわ「白さ」が目立つようで、注目されます。それは、牛乳製のチーズの黄色がかった色に比べて、羊や山羊のミルクは、カロチンの成分が少ないため、チーズになっても白さが残ることが多いのです。そこで、「食べてみたい！」という方が多いのに、「羊のミルク」と聞くとみなさんいっせいにひいてしまうのです。どうやら、「羊の肉はくさい」という印象からのようです。肉の良し悪しによるし、第一お肉とミルクはまた違います、また「個性のひとつ」ですよね。なんてことはおいても、「どんなチーズ？」と興味のあるときが、お試し時なんです。

さて、この「フレスコ」は熟成1ヶ月までのものをいいます。食べてみるとむっちりとして、その味わいは以外にあっさりとしているのです。そして食べ終わったあとに、羊乳のコクとまろやかさの余韻が広がります。もっと、うま味を感じたいのなら、4ヶ月熟成のペコリーノ・トスカーノ・スタジオナートもあります。

イタリア

トスカーナ州

羊乳