青かび

イギリスのチーズといえば、青かびタイプの

「スティルトン」。

スティルトン

Stilton

世界中にコピーされたチェダーチーズとは違い、この名称だけで、生産国が容易に出てくることからも自国独自の道のりを感じます。大きな特徴としては、固さです。チェダーチーズ製造方法と同様の方式をとるため、型入れがしっかりしている。そのためか、緻密な組織のつながりが固くしまった食味と、ほろっとくずれるようなもろさも感じさせます。そこがほかのブルーチーズと異なる所以で、青かびの広がりも放射線状にきれいに散りばめられているので、大理石模様と表されています。

 

*このスティルトンをベースに近年開発された「シュロプシャー・ブルー」と食べ比べてみてください。

原産国 :

イギリス

地 域 :

レスターシャー・ダービーシャー・ノッティンガムシャー

原料乳 :

牛乳

*「スティルトン」は、ほかにも青かびを入れないものとして「ホワイト・スティルトン」の名でクリーミィなものも出ています。