〜イベント報告〜

『フランス地方料理を食べる会 リヨン&その近郊編』
+++2月19日(土)19時から+++
  le/19/fevrier/2005 
Mimolette

3Hors-d'oeuvres Lyonnais+α
リヨン名物前菜3品盛り合わせ+もう一品

(1)Cervelle de Caunt セルヴェル・ド・カニュ
・・・直訳「絹織物工の脳みそ」
フロマージュ・ブランに香草・エシャロット
・生クリーム・オリーヴオイルを加えたもの。
(2)Gateau de Foie de Volaille 鶏白レバーのムース
(+α)Brick de Gaperon ガプロンのブリック包み
マダム祐子が現地(オーヴェルニュ)で食べたものを再現。

(3)Tablier de Sapeur タブリエ・ド・サプール
・・・直訳「工兵の皮製エプロン」
牛胃のパン粉焼き。現地では胃が一枚ドカンと出てきます。
その姿がエプロンを想起させるため。

*焼き立てをテーブルで取り分けました。

Quenelle de Bar a la Lyonnais
スズキのクネル、リヨン風

クネルとは、魚のすり身で作るはんぺんのようなもの。
リヨンでは、ブロシェ(川カマス)の身をよく使用する。
今回はスズキで代用。甲殻類のクリームソースとクスクスを添えて。

Noix de veau CHAROLAIS avec Pommes
de terre nouveau a la Lyonnais


シャロレー種・仔牛ロースのソテー、新ジャガのリヨン風添え
<Fromage> <Desserts cafe>

Saint Nectaire Fermier (サンネクテール・フェルミエ)
農家製のサンネクテール、弾力のある中身とねっとり感が特徴。
Bleu d'Auvergne(ブルー・ドーベルニュ)
オーヴェルニュ地方産の青カビの中でもピリッとした強さが際立つ。
Maconnais(マコネ)
ブルゴーニュ・マコン産のヤギ乳チーズ。生産農家より。
Fromage blanc(フロマージュ・ブラン)
ヨーグルトのようなフレッシュタイプのチーズ。
Gaperon(ガプロン)
白カビチーズの中ににんにく・こしょうを入れた
ちょっとスパイシーなチーズ。


Saint Marcellin Affine(サン・マルスラン・アフィネ)陶器入り
リヨン中央市場から一躍注目を浴びることになったサンマルスランを熟成させたクリーミィな味わい。

*リヨンの名産で、今回は陶器入りのものをひとつずつつけました。

Compote de fruits et Gelee au Beaujolais
avec sorbet Yaourt
フルーツのコンポートとボジョレーワインのジュレ、
ヨーグルトのソルベを添えて。

〜Menu de Vin〜

リヨンはローヌ圏、しかしワイン産地で区切るとブルゴーニュ地方に入ります。ボジョレー地区の南に位置し1984年にCoteau du Lyonnais(コトー・ドゥ・リヨネ)のAOCを獲得。当時は活気あるブドウ畑でしたがお隣ボジョレーの人気爆発に押されて多くの栽培家が転職、現時点では開発にまで手が回らない安手の赤ワイン産地に甘んじているそうです。今後に期待。今回はブルゴーニュ地方のワインをご用意いたしました。




*Cremant de Bourgogne 2002 <Les Caves des Hautes-Cotes>
 クレマン・ドゥ・ブルゴーニュ
ブルゴーニュ地方のスパークリングワイン。シャンパーニュと同じ製法で造られている。どんな料理にも合わせやすい爽やかな飲み口。
*Saint-Veran 2003 <J.M.Monnet>
サン・ヴェラン
サン・ヴェランはマコネ地区とボジョレー地区サンタムール村にまたがる産地。シャルドネ種100%。リンゴを思わせる果実香、豊かで柔らかみのある白ワイン。
*Julienas 2002 <J.M.monnet>
ジュリエナ
ボジョレー地区ジュリエナ村産の赤ワイン。ガメイ種100%。かなり険しい山肌にブドウ畑が広がっているため手作業で丁寧に耕作・収穫される。ボジョレーらしい新鮮な果実味にあふれ、芳醇な味わい。

毎回テーマを決めて盛り上がるのは、大津シェフをのぞくマダムと私たち。
だからシェフには、メニュー決定までに随分とご苦労いただいているかもしれません。
でも今回は、リヨン周辺にはかつてのフランス修行時代の地でもあり、
ほやほやのマダムの旅の思い出とも重なり、きっと格別だったことと思います。
まさにリヨンは、料理人が、目指す地でもあるわけなので、
パリに次いでフランスの食の都というのも頷けますよね。
そんなリヨンにせっかく滞在しながら、旅行中に食したのは、ほんの少しで残念。
ほとんどが、チーズとパンとワインでお腹いっぱいになる日々でした。
だからこの会で、あらためて体験というところです。


現地で食べた「クネル」。
staubの器にどっしりと
大ぶりサイズの一人前。