2010年 ムッシュの独り言

わたしは、寅さんで有名な葛飾生まれの葛飾育ち。坂本龍馬が大好きなチャキチャキの下町の江戸っ子です。そんな住み慣れた町を離れて、高崎でチーズショップを開店して数年。そんなわたしの最近のできごとです。

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2011.11.06
何だか世の中キナ臭い雰囲気がいっぱい、明るい話題は少ないですな。
このままではいかんぜよ!ってことで大河ドラマの「龍馬伝」。

思い起こせば10代後半、満を持して読み漁った司馬遼太郎の世界。この世代にとってはとにかく刺激が強すぎた読み物でした。何かに追い立てられ訪れた京都、泊まった宿は「船宿 寺田屋」。修学旅行では味わえない感動に打ち震えた若き時代でした。「侍の魂を忘れてはいけない。」司馬遼太郎は、そうご教示してくれたと今も考えます。

「残心」という言葉があります。 日本人の持っている美しい心を表した言葉の一つだと思います。相手を敬い最後までしっかりと手を抜かないで対処する。日本人のもてなしや所作に通じる言葉だと思います。現代社会様々な困難なときでも、この「残心」を忘れずに日々努力していきたいものです。

もうすぐ龍馬伝も最終回、じっくり1年近くやるとなかなか見ごたえがあります。今まで坂本龍馬の映画とドラマは数々ありましたが、これは秀逸ですね。たくさん楽しませてもらいました。。

2010.9.18
どんなに暑い夏でも季節はめぐってくるものですね、やっと少し過ごし易くなりました。

今年の夏は自転車レースに出場するために、こんにゃくと豆腐をたくさん食べました。ようするに体重を減らすためにですが、しかしせっかく食べるならより美味しい方を食べたいではありませんか。様々な種類のものを食べましたが、やはり旬というか食べごろというか?不思議なんですが、ちょっと涼しくなって冷奴や刺身こんにゃくを食べても、イマイチ美味しく感じなくなるんですね。ビールと一緒に食べて「うぃぃぃ、最高!」って感動が無いんですよ。

ここで宣伝ですが、これからの季節やっぱりチーズは良いですね。(笑)
春と夏の大地のパワーをたくさん凝縮した美味しいチーズ達、これからの寒い季節には最高です。

先日あるテレビ番組で地産地消にこだわるレストランの話を観ました。ひとくちに地産地消と言っても、現実にはお金と時間、そして何よりも熱意と努力は並大抵ではないと考えさせられました。
日本中どこでも同じものが食べられるのではなく、ここでしか食べられないものを選択していく。これからの時代必要不可欠なんだとも感じました。
チーズはヨーロッパのものが多いですが、そんな地産地消を感じさせてくれる食品です。モンテドラーゴは小さなお店だけど、そんな大儀を持ち続けていたいと考えます。

先日ある農産物直売所で買ったこんにゃくは、歯ごたえ抜群でピリ辛こんにゃくステーキにしました。焼いてもシコシコもっちり、醤油バターのソースにも負けないこんにゃくの味わいは、まさしく群馬の味でした。
2010.7.15
初めて歌舞伎を観ました。
正確に言うと中学校の歌舞伎教室以来なのですが、その時のことは完全に忘れておりまして、ただそういうのがあったという記憶しかないのであります。
今回は端っこですが最前列、まったく前置きは解らず、役者さんも九代目松本幸四郎さんだけしか知りませんでした。

いゃあこれがまた凄いのなんの、びっくり大感激でした。
豪華絢爛、まるで生きてる飛び出す絵本みたいな、ただただ口が開いてしまうぐらい、面白かったです。
マダムが600円のイヤホンガイドを聞きながらでしたが、いやいや以外と解り易くて、セリフもまったく問題なし。
浮世絵から飛び出してきた人々が、縦横無尽に舞台を飛び回り、その周りを三味線、太鼓、「いょぉぉぉぉっ。」と、独特の言い回しのおじさん達。(この方達、何て言うのかな?)
そしてなんといっても、役者さんの「決めのポーズ。」 この不思議な間合いと言うか、演技と言うか、これがとっても楽しい。
それと役者さんから醸し出されるオーラがでるでる。とくに松本幸四郎さんは出てくるだけで、輝きまくってました。
このオーラこそが、何百年受け継がれていく歌舞伎のパワーなのでしょうね。

とにかくジャパニーズ エンターテイメントって感じで、ワクワクドキドキ。まったく飽きずあっと言う間の2時間でありました。
ぜんぜん古臭くなく、観客からの掛け声なんかも凄く新鮮で、舞台と客席の一体感も他では感じられない斬新なものでした。
恐るべし「歌舞伎」であります。

まだまだ世の中には知らないものが、たーくさんあります。
頭を柔らかくして吸収しましょう。

2010.5.1
とうとうモンテ ドラーゴも、開店10年を迎えることができます。
長いようで短い一瞬のようですが、やはり10年一昔ですね。

毎日文句も言わず頑張ってくれてる冷蔵庫&室外機、ありがとう。
あんまり手入れはしてないけど、最初にお客様を迎えてくれる花壇の花々や植木達、どうもです。
僕の太い指でガンガン打ってるレジ君よ、あんなに叩いても君はまったく故障しないなぁ。
夏になると「これ全然冷えないんだよな。」といつも愚痴言ってるけど、感謝してるぞエアコン。
藻で中が見えなくなるまで掃除しないけど、ごめんよ。でも餌はキチンとあげるからな、水槽とメダカ達。
たまにマダムの愚痴を聞いてくれてる「お婆ちゃん人形」と「牛君の絵」。これからも聞いてくれよ。
いつも解らなくなると強制終了するけど、許してくれよパソコン。
「もうダメだよ、早くヤマ電で買おう。」ってマダムには言ってるけど、まだ捨てないよ電気湯沸かしポット。
僕の重い体重とたくさんのチーズを運んでくれる冷蔵車の三菱ミニキャブ ドラーゴ2号、軽自動車なのに大変だよな。

みんなそれぞれ年齢はとったけどまだまだ現役、頼りにしてるよ。
君達合ってのモンテ ドラーゴ、これからも宜しくお願いします。

そして開店して一番にご来店いただいた近所のおばあちゃん、いつまでも長生きしてください。
あなたが開店時間の8時を過ぎて、直ぐに入って来ていただいたとき、僕らは本当に嬉しかったです。
その時の気持ちをいつまでも忘れない為に、ここに記録しておきます。

数え切れない感謝の気持ちをこめて、ありがとうございます。

2010.3.6
最近は息子のドラーゴ君の影響で、ユーチューヴなるものを観ています。

すっかりはまったのが、植村花菜さんの「トイレの神様」。このPV、完璧に泣けます。

そして「ファンキーモンキーベイビーズ」。これもウルウルです。
はじめて聞いた時は、「何話してるか、まったく理解できず。」でしたが、ストレートな歌詞はグングン響いてきますね。

なんだか歳をとったせいか、お腹と涙腺がゆるゆるになったようです。お腹は自転車でしめられますが、こっちはなかなかそうはいきません。もうすぐ、卒業入学シーズン。 どちらも出席予定ですが、大変そうです。
ちなみに一緒に観ているマダムは、ジョージョー泣いてます。

2010.1.30
「願えば叶う。」

奇跡です、とうとう当たりました。
立川志の輔 独演会 in PARCO」なんとかして観てみたい。これを観ないと志の輔は語れない、その為には当日券をゲットするしかない。朝10時ぴったりに電話を鳴らす、何故か一発で通じたのであります。執念と熱意で、たった2枚の当日券をゲット。あまりの興奮状態、電話のお姉さんに「とっても嬉しいですぅぅぅ。」と、しどろもどろでありました。

いざ渋谷へ、何年ぶりだろう?以前はスイスイとどこでも行けたのに、なぜか迷子のようにウロウロキョロキョロしてしまいます。あまりの人の多さと、キラキラ輝く街並み。「若いチカラいっぱい。」って感じであります。

そしてそしてとうとう観てしまいました落語の凄さを。舞台にはたった一人しかいないのに、そこには何人もの役者がいるようです。客席は静まり返り、咳払いすらできない緊張感。「中村仲蔵」という歌舞伎役者のお噺なのですが、舞台の上はシンプルなセットだけなのに、まるで煌びやかな歌舞伎の世界の情景がドンドン広がっていきます。渋谷の街並みにも負けないくらいの、パワーのある華やかな物語。実に圧巻でありました。

「名人」という言葉は様々に使われますが、実際に目の当たりにしたのは、この立川志の輔さんがはじめてだと思います。にわか落語ファンの自分でもわかるように、誰もが映画やお芝居のように楽しませてくれる。なんと素晴らしい、これぞ「名人芸」なんでしょう。

自分もチーズを販売することで、解りやすくお客様に説明できているのだろうか?美味しく食べていただいているのだろうか?まだまだ自問自答が続きそうです。

身を引き締めて今年も一年頑張ります、あらためまして宜しくお願いいたします。
(引き締まってないわよ、あなた体重増えたでしょう! マダム談)

2010.1.10
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

2009年の年末もいつものようにドタバタとして、お客様にはたくさんご迷惑をおかけいたしましたが、何とか無事に一年過ごすことができました。本当にありがとうございました。

そして新しい2010年を迎えるにあたり、とうとうモンテドラーゴも5月で10周年になります。
オープンする時に10年という数字はとても考える余裕がなく、最初の3ヶ月は何とか頑張りたいなんて二人で話していたような気がします。
様々なことが思い出されますが、やはり楽しいことがいっぱいで、本当に群馬でチーズ屋さんをやって、良かったと実感しています。

「10年ってほんと、長いようで短いなぁ。」が、本音です。チーズを販売するというよりも、僕らがお客様に助けてもらった10年のように感じます。これからはよりお客様に貢献できるよう、頑張ります。あっという間の10年、でもこれからも変わらず二人でじっくりやっていきたいと考えます。
よろしくお願いいたします。

ではでは、またまた。

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