白カビ

ブリ・ド・モー

カマンベールに代表される白カビチーズ。

BRIE DE MEAUX

白カビタイプの元祖的な存在として歴史が古い。

ブリの登場は9世紀には、シャルルマーニュ大帝が賞味したという記述がある。その後は革命さなかに、ルイ16世が逃避行中に所望したチーズとも言われている。革命ののちナポレオンのウィーン会議でも登場。時の王や政治家たちにも愛された、まさに「王様のチーズ」としても名高い。産地が首都パリから北東へ50kmと、程近いのも愛される所以のひとつ。

直径36〜37cm・重量2.5~3kgの大型チーズ。モーの名前の由来は、産地名から。(最初の生産地は、パリのあるイル・ド・フランス圏だが、現在は都市化のためロレーヌ圏や、シャンパーニュ・アルデンヌ圏でも生産され、主生産地になっている)

原産国 :
フランス
地 域 :
ロレーヌ圏 ムーズ県

熟成されたブリは、濃厚な味わいとふくよかな香りをもち、またこってりと流れ出るようなクリーミィな食感がある。

原料乳 :
牛乳

チーズ生産は、製造者と専門の熟成士の役割が確立している。その中にあって、今回のドンジェ社は、製造・熟成を同時に行っている。