ハード

パルミジャーノ・レッジャーノ

Parmigiano Reggiano

名前のひとり歩きしたチーズとしては、ピカイチで知名度バツグン!でも正式名が、いまひとつ浸透できていないチーズです。その名も「パルミジャーノ・レッジャーノ」です。ちょっと舌をかみそうな名前ですが、このイタリアのチーズの代表格で、数々のエピソードいっぱいです。多くは、英語圏が中心で「パルメザン」の名前で親しまれているし、日本では店頭でよく見かけるのか、筒状の容器入りのイメージがあり、「パルメザン=パウダーチーズ」の印象もとっても強いようです。本家イタリアでは、協会の意向で正式名称を認知させようとしてもあまりにも人気モノになりすぎて?いろんなタイプが出回っているのが、現状です。チーズ業界では、認識としてあたりまえでも、個人がお好みのチーズセレクトの中のひとつとしてあれば、おいしいことが大切で、名前にこだわらないのもうなずけます。そこで、この長い名前も二つの生産地域の合体なので、双方で愛称もちがうようです。それぞれお気に入りのニックネームで、世界中の人々にお馴染みになっているということです。

原産国 :

イタリア

地 域 :

エミリアロマーニャ州

原料乳 :

牛乳

モンテドラーゴでも人気者のひとつ。40kgもある大きなかたまりから、ムッシュがカットしています。なんといってもそのまま、かじって食べることがおすすめ!固まりをバルサミコ酢にちょっとつけていただくのも格別。和のものとの融合もおもしろく、味噌とも相性がいいです。味噌汁の隠し味にも活躍です。日本人には馴染み深い「だし」にも共通するうま味を強く感じるところが、特徴です。サラダにもパスタにもカレーや煮込み料理にも万能。お試しくださいね。

白い粒々は、アミノ酸の結晶です。これぞ、天然の味の素!

バッケロッセ(赤牛)



イタリアエミリア地方伝統牛のレッジャーナ種バッケロッセ(赤牛)は、毛の色が赤みがかった黄金色。
そのミルクで製造熟成。色、食感、香り、うま味成分をお楽しみください。