フランスオーヴェルニュ地方のチーズを使った郷土料理です。 熟成前の塩をする前の「トム」と呼ばれるチーズに マッシュポテト・にんにく・クリームを加えてよく練って作ります。
アリゴ
材料(4人分)
●ジャガイモ
5個
●トム
500g
●バター
40g
●にんにく
1片
●クリーム(または牛乳)
100cc
●塩・胡椒
1. たっぷりのお湯でジャガイモをゆで、マッシュポテトを作ります。 (冷やさないように)
2. 鍋にバターとおろしたにんにくを入れ弱火にかける。
3. 2にバターとクリーム(または牛乳)を入れ1.のマッシュポテトを入れる。
4. トムを入れ、塩・胡椒
5. よく練ってできあがり
本場のフレッシュチーズを手に入れるのは容易ではありません。そこでお手ごろに活用できるのが、「インスタントアリゴ」です。これは、パックをはがし器にあけて電子レンジで、チンするだけです。取り出してよく練ってまたチン。温まったところで、ひたすら練ります。伸びるくらいになったら、ハイできあがりというわけです。くせがなく非常に食べやすいので、ぜひお試しいただきたいチーズ料理です。
ただし、ちょっと脇役のような感じですので、主役は、ソーセージやベーコンなどといただくと引き立ちます。ぜひ、お試しください!
マダムから.... お店をオープンするにあたり、子どもを残し二人でパリのチーズ屋さんめぐりをしていたわずかの滞在中にオーヴェルニュ料理の専門店で、「アリゴ」を鍋ごとテーブルまでもってきて、高く伸ばして練り上げるデモンストレーションと共にお皿に盛り付けてくれます。そのときいただくのが、「ブーダン boudin」豚の血のソーセージです。あまりの素朴さにびっくり、また地方料理の暖かさも感じました。これが家庭でいただくには、かんたんに電子レンジでチンする「インスタントアリゴ」が便利というわけです。以前にも食べましたが、今回のは本場ライオルチーズのフレッシュのチーズ「トム」を使ったアリゴです。もうみんな混ざっているので温めるだけですから、カンタンです。もともとやさしい味なので少しはっきりしたソーセージ類がいいのでしょうね。今回は、厚切りこんがりベーコンとホテトのハーヴ焼きと、また具だくさんのポトフといただきました。